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ネットの活用で商売が変わる 〜キングサイズで日本一を目指す〜

中小企業がインターネットを商売に活用する為の基礎知識をわかりやすく解説します。

 活用事例紹介1
株式会社マンチェスの上田専務とゴッタライド吉田との対談形式でインターネットの活用事例を紹介します。
株式会社マンチェス
  専務取締役 上田 佳宏

株式会社マンチェス:
「日本一のキングサイズ専門メーカー」を経営理念に、スーツ、カジュアルシャツ、パンツから靴、ベルト、ハンガーにいたるまであらゆるビックサイズを専門に扱うファッションメーカー。
http://www.bigsize.com
有限会社ゴッタライド
  代表取締役 吉田 真

有限会社ゴッタライド:
全国の「売るノウハウ」を持ったサイト運営者の方々とインターネットビジネス(オンラインコンサルティング、サイト企画、ホームページ制作・リフォーム、システム開発)を展開しています。
http://www.gotta-ride.com


吉田 真(以後 吉田)―御社の業務内容を紹介していただけますか?

上田 佳宏(以後 上田)―はい。マンチェスはウエスト95cm〜160cm、身長175cm〜200cmまでの『キングサイズ』のアパレルを専門に扱うメーカーです。「頭のてっぺんからつま先まで」を合言葉に、大きいサイズのものならフルアイテム取り扱っています。

吉田―インターネットにはいつ頃から取り組んでいたのですか?

上田―ホームページを作ったのは、今から9年前の1992年です。当時は会社案内だけの簡単なページでしたが、アパレル業界ではじめてホームページを開設したとして新聞でも紹介されたんですよ。

吉田―あっ、そうなんですか。92年はかなり早い時期ですね。私がインターネットに出会ったのもその頃ですよ。その頃から既にインターネットを商売に活用しようとされていたのですか?

上田―ええ。とにかくウチの社長が新しいもの好きで「まずやってみよう!」という方針で、何ができるかわからんけど「まずやってみた」というのがスタートだったみたいです。ただ、ホームページを作ってすぐに物が売れ始めたわけではなく、試行錯誤の連続でしたねぇ・・・。

吉田―なるほど。時間の経過と共にインターネットを活用する方法を絞っていったんですね。

上田―ええ。なんとかうまいこと商売に繋がらんかなぁ・・・ってずっと考えてました。ただ、周りの社員さんから「パソコンに向かっている=仕事をサボっている」と思われてしまうのが嫌で、業務時間にはパソコンに向かう時間は取れませんでした。毎日、始業前と就業後に2時間ずつ時間を作ってパソコンに向かっていましたね。

吉田―そうですよね。通常の業務をほったらかしにすることはできませんからね。具体的に御社では、インターネットをどのように活用されているのですか?

上田―お客様へ商品の情報提供、取引先のショップさんの紹介、通信販売などいろいろやってます。インターネットを使って一番変化を感じていることは、消費者の声が直接聞けることなんですよ。
マンチェスでは、「メーカー」という立場上、これまで消費者の意見をダイレクトに聞く機会はほとんどなかったのですが、現在では毎日のように消費者からの要望や苦情が寄せられています。商品企画の流れが変わるほどの影響を受けているんですよ。頂いた意見は、社長をはじめ、全社員が確認しますので、営業・企画・生産の各方面でよい影響を与えています。

吉田―なるほど。今じゃ、インターネット抜きに商売は成り立ちませんね。でも現在のように消費者の方から声をいただけるようになるまでにはいろいろ苦労もあったでしょう。

上田―よくぞ聞いてくれました!インターネットというと、無店舗で、誰でも気軽にショップが運営できるというイメージがありますが、想像していた以上に手間がかかりますねぇ・・・。ホームページの更新、メールマガジンの発行、メール対応、商品の発送業務とやるべきことがいろいろあるんです。インターネットを利用すれば、顧客に対してワン・トゥ・ワンで対応できる!とよく言われますが、実際にこれを実現していくのは、本当に大変です。
私がインターネット事業に取り組んだ頃はまだ今ほど成功事例がありませんでしたし、ホームページ制作業者さんやシステム開発業者さんでは、ビジネスに活用するノウハウを持ってないので、すべて自分で試行錯誤しながらやってましたからねぇ。

吉田―そうですね。数年前に比べて、今からインターネット活用に着手する方が明らかに成功する確率は高いですね。いろんな事例が見れますし・・・。私もいろいろな企業を見ていますが、情報関連への投資の回収意識が薄いところはことごとく失敗していますね。

上田―ええ。ウチも何か投資をするときには、一番最初に「いつまでに回収するのか?」を考えます。

吉田―最後に今までを振り返って成功する秘訣と、マンチェスさんの今後の展望をお聞かせくださいますか?

上田―本格的に取り組むようになって一年半ですが、ネットでの売上も会員数も順調に伸びてきました。今までを振り返って考えると、ずっとインターネットのことばかり考えて、チャレンジしていたなぁと思います。そして吉田さんのような方とパートナーシップを結べたことも大きいですね。どうしても一人だと考えが行き詰まっちゃいますから・・・・。
これからもいろんなアイデアを絞って、10年間で10万人の消費者に情報を発信できる仕組みを作りたいと考えています。まだ、やっとその入り口にたどり着けたかなぁ・・・。というところですが、これからもっともっとがんばります。見ててください!

[ 2001 - 10 - 1 ]

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