ネット活用のナビゲーター『ヨシダマコト』がお届けする怪傑コラムをどうぞ
お楽しみくださいッ!
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■ インターネット通販は意外に儲からない!? ■
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実際にお店を出すとなると、すごくお金がかかりそうだけどインターネット通
販という形であれば、手軽に売れるような気がします。
また起業家向けの雑誌やホームページでは“パソコンのパの字も分からなかっ
た私がネット通販を始めて、今じゃ月商ウン百万!”というようなウハウハっ
ぽい記事が紹介されています。
確かに商売の新たな販路を探していくことは、すごーく重要なのは分かってい
るんだけど、果たして、インターネット通販を始めることが最適なのかどうか
を今回のコラムでは検討してみたいと思います。
『ネット活用のナビゲーター』として、なんでもかんでもIT化するのではな
く、見通しをいかに持つかってことを紹介していきたいと思います。
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●売上ベースの事例紹介に惑わされるな!
「売上が○○○万!」という記事はよく見ますが、「利益が○○○万!」って
記事は、ほとんど目にしないですよね。
さすがにそこまでの情報は、一般に公開しないのかもしれませんが、『ネット
でモノが売れる!』という部分だけが記憶に残ってしまうのは良くないと感じ
ます。
いくら売れていても、それ以上にコストがかかっていれば赤字になるってこと
を常に頭の片隅に置きながら、売上ベースではなく、利益ベースで判断しなが
ら、情報収集をすべきですよね。
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●けっこうコスト、かかるもんです。
インターネットの商売は“ローコストで運営できる”という特徴があります。
本当に実店舗を経営するよりは、ずっと安くスタートできるのですが、それで
も本格的にやろうとすると予想以上にコストがかかるもんなんですよ。
・送料、梱包資材の負担
・各種手数料(振込み、カード)の負担
・せっかく商品を送ったのに、お客様がうけとってくれなかった場合のロス
・レンタルサーバーの代金、通信費
・パソコン、プリンター、スキャナー、デジカメなどハードウェアの購入
・受注処理の専用ソフトや、パソコンソフトの購入
・ホームページの制作費、メンテナンス費用
etc.
が考えられます。
「インターネット通販=安く買える」というイメージが多い中で、いろんなコ
ストを負担しながら営業していかなければならないってことを頭の中に入れて
おいてくださいね。
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●シミュレーションしてみよう!
起業するときには、事業計画としていろいろシミュレーションしてみた方も多
いと思います。
でも、新しく新規事業を立ち上げるとすると、この試算するってことを忘れが
ちなんです。
今回、特別に『これから始める人のネットビジネス試算表』を用意してみまし
た。よろしければ、あなたの構想をこちらに記入してシミュレーションしてみ
ませんか?
http://www.gotta-ride.com/mako/trial_0321.xls
水色のセルの部分は、みなさんのご商売に合わせて、入力してみて下さい。
@広告費
一般的に紹介されている事例では「徐々にアクセスが伸びて、売れるようにな
ってきた」というケースが多いかもしれませんが、今からインターネットショ
ップを立ち上げるとなると、かなり集客にパワーを入れる必要があります。
「売上の○%を広告費にあてる」と決めている方も多いですが、まずは手探り
しながら最適値を決めていきたいですね。
A集客コスト
ホームページのアクセス数が少なくとも300を超えないことには、ショップとし
て機能しないだろうと思います。そのためにアドワーズやオーバーチュアのよ
うなオンライン広告によって集客をすべきだと考えています。
前述のアドワーズやオーバーチュア広告であれば、一人あたりの集客コストを
自分で設定できます。
C購入率
サイトにアクセスしてくれた人のうち、購入してくれる人の割合です。
サイト内のナビゲーションや構造によって、値が変化します。良くできたサイ
トで5〜6%ぐらいですが、1%以下のサイトも少なくありません。
E客単価、G粗利率
取扱商品によって、けっこう差があると思います。
I雑費
先述のコストとしてあげたものを計上しましょう。
(ウチでもインターネット通販ができないかなぁ?)と検討中の方はぜひ、自
社の取扱商品を例にシミュレーションしてみてください。
どれだけ利益が残りそうか把握していただけるはずです。
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●やらなくっても事前に分かるだろ!
利益率の低い商品、客単価が安い商品を取り扱っていた場合、売上をつくるこ
とはできるかもしれませんが、上記のシミュレーション表で試算していただけ
れば、ビジネスモデルとして成り立たないことが分かると思います。
「売れるかどうか」ではなく「儲かるかどうか」で考えるべきですよね。
『これからはネットに賭けるんだ!』という情熱は必要不可欠ですが、気合と
根性だけでは、なんともならない部分もあるもんです。
「まずやってみる」という行動力も重要ですが、あらかじめ失敗するのが見え
ていることは着手してはいけません。
見通しをもってネット活用に取り組めるよう、シミュレーションしてから行動
に展開していきましょう。