カゼは、注射を打っても治りません!! 風邪を早く治すには・・
「抗生物質を飲むと風邪が治る」と信じているあなたに警告します。
先月、「テレビタックル」で「風邪の時に抗生物質を出す医者は、悪い医者」
という発言がありましたね。
(まぁ、そうとばかりもいえませんが・・)
「抗生物質で熱が下がる」というのは「正義の抗生物質マンによって悪の
バイ菌マンが退治されて、カゼが治っちゃう」的な、なんとなく信じてしまう
ヒーロー・イメージなのかも知れません。
1. 風邪を治す薬というのは西洋医学にはない。
(もし作ったらノーベル賞をもらえる、と聞いたことがあります)
2. 抗生物質は、二次的な症状の抑制を目的としたものであり、
本体の風邪の治療とはとりあえず関係ないらしい。
(以前に厚生労働省は、病院に対して「誤った利用を慎むように」との通達を
出しています。これは一般の方にはかなりショックなことでしょう。いかに
間違った利用が多いのか、っていう裏返しですから)
★ そのキモチはわかるんよ。でも、違うのよ〜
先日、お店で食事をしていた時、近くに座っていた若い青年が大きな声で
「しばらく風邪をひいていたけれど、抗生物質を飲んだら熱が下がった」
という間違った発言をしていた。
私は「きっとこの青年は間違いを指摘してあげても反論してくるだけだろ
うな。」と思い、食事を済ませてそっとその場を去りました。これが多く
の国民の理解(といいたいけど、実は誤解!) なのかもしれません。
★ 説明できるよう、きちんと調べてみました。
風邪の原因の約90%はウイルスが原因です。残りの10%が細菌など
が原因です。
そして、抗生物質(抗細菌性の抗生物質)は90%のウイルスには効果が
ありません。
したがって計算上、風邪に効く可能性は10%しかないですよね。
(90%はムダらしい)
抗生物質の乱用によるアレルギー、耐性菌の問題などがあり、リスクも
大きいとされているようです。
だから、、、★★「キチンとした医師の、キチンとした診察が必要とさ
れるんです!!」(強調)
どちらが欠けてもいけません。
熱を下げる解熱剤も、ドクターの間では賛否両論に分かれている、とのこと。
風邪をひいて熱が上がるのは、生理的な体の防御システムなので「早く治す
ためには解熱剤は飲まないほうがいい」とされます。もちろん、苦しい状態
がずっと続いてガマンできない、とか、危険な時はしかたありません。
解熱剤を乱用すると風邪の治りが悪くなってしまうのは事実のようです。
※ あるドクターは「風邪の時に抗生物質を飲むのは、せいぜい2〜3日程度。
それ以上はちょっと。」と語っています。
★ 問題点の提起だけで終わるのは本意じゃない。
「どうしたら風邪を早く治せるの?」
岐阜市のある内科の看護婦さんが良い話をしてくれました。
K医院としておきます。漢方に詳しいドクターです。
「熱が上がるのは、きちんとした生理的な防御システムだから、むりやり
下げると治りませんよ。
症状により2日分の漢方薬を出します。
その後の変化によって出す薬が変わってくるので、2〜3日したらまた
きてください。」
という非常にきちんと説明をしているので、ほとんどの患者は納得してくれ
るらしい。
ところが、患者の中には「どうしても早く治りたい。とにかく熱を下げたい
から解熱剤と抗生物質をくれ。できるだけ長い日数ぶんで」という人もいて、
説明を聞いてくれないそうです。
で、結果はどうなるか。(看護師が多くのカゼ患者を見ての感想)
1. 漢方薬のほうは2〜3日でほとんどの人が良くなる。
2. 解熱した人は1週間以上ぐずぐずと引きずっている。
・・・というのが傍目から見て、よ〜く、わかるそうです。
★ これを見て、賢明なあなただったらどうしますか?
昔から「カゼの時には、温かくして寝る。栄養をつける」と言わてるじゃない
ですか。
(現代人は忙しすぎて、こういう原則を忘れてしまったのかもしれませんね)
東洋医学から見ても、一時的に熱が上がるのは体の防御反応であり、けっして
悪いことではありません。
※ K医院の先生は「その後の変化によって出す漢方薬が変わってくるので、
長い日数分はどうしても渡せない」と言っています。また漢方薬は体を温める
ようなものが主らしいです。
★ 参考までに ---
井穴刺絡は、特につらい風邪の時によく効きます。指先から黒い血を少し抜く
だけで扁桃腺の腫れがスッとなくなるんです。絶大な効果があります。まぁ、
そんなことする治療家は多くはないようですが・・。
というわけで、、ブーイング覚悟で発言しますが「瀉血(しゃけつ)療法」なん
て古代からあるんです。デキモノの切開も含め、古代ギリシャ、ローマ軍内、
エジプトから続く世界的な治療法で現代中国にいたるまで広く治療と研究が進
められています。
[瀉血・刺絡というのは簡単に言うと静脈から血を抜くことである。悪い体液
を取り除くことで身体を健康にするという意味合いを持つ。]
とシンプルに表現する人もいます。
例えば、理容院(床屋さん)のカラカラ廻る3色の回転灯みたいなのは、白、
青、赤ですよね。
あの赤と青は、動脈と静脈の血の色を表現してますよね。
(昔、床屋さんは外科医と兼任していたという古い時代の名残りです。散髪と
一緒に、よどんだ血を抜いてもらってたと聞いたことがあります)
■ 追記 ■
まぁ、ムリに信じていただかなくてもいいのですが、、、
以下はこのコラムに対して寄せられた感想です。
「攻撃されるかな」と思っていたので予想外だったんですが、反対意見、医師
からのクレームなどは1件も寄せられませんでした。
■ かぜで熱が出ているときは、体が菌と戦っている証拠。むやみに熱を下げて
はいけませーん。
って、わたしナースなのに、最近知りました(お恥ずかしいですが、、、)
■ 私も最近になって知りました。風邪の時の抗生物質はウイルスに効くと。
近くの医院は風邪がはやるとものすごく混むんです。そこはやたらと薬の種類
が多くて飲み始めると段々ムカムカして起きられないほど気持ちがわるくなる
ので、風邪のせいとばかり思っていましたが、何時も最近は風邪を引くとこの
コースになり、やっと私も気がつきました。これは飲み薬のせいだと。もうあ
の医院はやめようと!
薬の種類も多いので他の医院よりは高いような気もしています。そこは院内処
方です。薬局で処方箋を見せましたら同じ種類のがだぶっているとのこと。
この時抗生物質は胃も悪くするし風邪には効かないと初めて知りました。難病
comで目から鱗おちました。
■ どうも御拝見させていただきました。
興味深いことがたくさんあって感心させられています。
確かに抗生物質は風邪には効きません。でも、特に高齢者の方は風邪=抗生物
質と思っている方多いですよね。私自身病院に勤めている身ですが、実際「風
邪引いて熱っぽいから抗生剤打ってくれ」「抗生物質が効くから欲しい」とい
う方があとをたちません。ウチの院長も余程のことでない限りは抗生物質はだ
しません。出しても1〜2日ぐらいです。最近は漢方薬も使うようにしていま
すが、患者さんはあまり納得していないのが実情です。それを納得させるのも
私たち医療現場の人間の仕事ですが・・・^^
■ 先月、息子(1歳8ヶ月)が風邪をひき病院に行きました
「じゃあ抗生物質を出しておきますね」と、飲みつづけて2週間、症状の改善
がまったく見られず…(むしろ体力はどんどん落ちて悪化している)
私はこの薬でいいんだろうか?と疑問に思いました
そこで、薬を減らし息子にはエキナセアティーを飲ませ(ハーブティーで免疫
機能を活性化させる働きがあると言われています)、寝室に加湿器を置きました
すると一晩ですっかり良くなったんです!
勝手に薬の量を変え、民間療法的なものをやっていいのか?とも思いましたが、
さすがに疑問に思ったので…
今思うと、その抗生物質でかえって免疫機能下げてたのかな?なんて思ってし
まいます
■ 私は小さい頃から風邪をひいたといっては抗生物質を服用してきました。
親が西洋医学信奉者なモンデ…。大人になってからは滅多なことがない限り飲
むことはなかったのですが、25歳を過ぎた頃から抗生物質が体に合わなくな
ってきました。副作用であごのあたりに湿疹ができ、ぐちゅぐちゅになったこ
ともあります。怖いです・・・。
高熱についてですが、以前チラッと聞いたことがあります。それは、現代人は
少なからず体内に排出できない化学物質が蓄積されているが、40度以上の高
熱を出すと何種類かの有害物質を排出することが出来るとか…?真偽のほどは
判りませんが。どうなんでしょうね。
■ 私自身、抗生物質を飲んだあと急に強烈な吐き気と下痢をおこし、死ぬん
じゃないかと思うほどの経験をしたばかりです。薬はコワイですね。
伯母が鍼灸師ということもあり、東洋医学に親しみをもっています。
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『抗生物質』のことならココに訊け
http://www.b-support.net/member/prof-toukairigaku.htm
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