名古屋駅前の超高層ビル「ミッドランドスクエア」が3月6日に全面開業しました。
オフィス棟は昨年の秋に開業していますので、今回の開業は商業棟とオフィス棟の41階、42階にあるスカイレストランです。
商業棟は、地下1階から地上4階までがブティック、雑貨、レストランなど60店。
地上5階には、7つのスクリーンをもつシネマコンプレックスが入居しています。
「洗練された上質の空間」をうたい文句にして、
「ルイ・ヴィトン」「ディオール」「ロエベ」「ショーメ」「カルティエ」「ヴァン クリーフ&アーペル」などの高級ブランドが並んでいます。
開業前から、開業後もテレビでバンバン取り上げられているミッドランドスクエア。
「うわぁ〜、すごい!高級感がただよっていますね。」
「吹き抜けの天井がとてもきれいで素晴らしいですね。」
「格調がありますね。」
「うっとりしちゃいますね。」
と、各局のレポーターが口にするのを聞いて気分が盛り上がってきたわたし。
ワクワクしながら13日に行ってきました。
午前11時のオープンから5分ほど過ぎて到着。
このとき、すでに「ルイ・ヴィトン」「ディオール」は入場制限がされ、30人ほどが並んでいました。
やっと店内に入ると、品揃えが豊富で目を楽しませてくれます。
でも、なんだか高級感が感じられない。
なんでかな〜、空間が思ったより狭いからかな〜?内装の素材感かな〜?商業棟自体の狭さからくるものなのかな〜?はっきりは分かりません。
このショップだけかな〜と思い、別のショップにも入ってみましたが、同様に感じます。
高級感があまりない、と。
気を取り直して、一面に車のルームミラーがディスプレイされているショーウインドウを見ると、ルームミラーに手のあとがついていたり雲っていて汚れています。
1足10万円を超える、決して安くないエナメルの靴にはホコリがかかり、大きな鏡は汚れで曇っている場所があります。
うぅ〜ん。。。なんだかちょっとガッカリ気分でトイレに入った。
色調はダークブラウンで格調を出しているのは分かりますが、高級感は感じられないし、手洗い場はかなり水しぶきが飛んでいて汚いです。
いまは、開業したばかり。
観光名所気分で来場する人が多いので、トイレが汚れやすいのは理解できます。
しかし格調、高級をうたうのならトイレにもスタッフを置き、常に目を配ってもいいのでは?と思います。
ミッドランドスクエアには、ガッカリというのが正直な感想です。
テレビで「すごい!すごい!」とあおられ、事業主体者や各ショップの自信満々のコメントを聞き、ふくらみ過ぎてしまったのです。期待感が。
きっと、期待感とのギャップをもった人も多いでしょう。
観光名所的な要素がなくなったあと、期待感とのギャップをどのように埋めてお客さまを楽しませていくかが課題になるのではないでしょうか。
お客さまに大きすぎる期待感を持たせることは諸刃の剣です。
しかし、大きな期待をさらに上回る満足感を与えてこそ、お客さまから選ばれるお店に、商業施設になります。
ミッドランドスクエアのこれからの展開は要チェックです。
(有)トレンドナビ 清水 惠子
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