「これ面白いから、見て見て」と姪っ子からメールをもらって見たのが、下記アドレスの『ターバン野口』。
お札を折るのはちょっと・・・という気もしたが、これが面白い。
そこで、他のパターンも探してみると、昨年の12月にお札で折る折り紙の本が出版されていました。
18点の作品が紹介されているこの本のタイトルは「おとなのおりがみ」。
書店では販促用として完成した作品に、千円札で折られたカブトガニには「カブトガネ」、五千円札で折られた「家政婦は見た」、一万円札で折られた「シー万」など、駄洒落のタイトルが付けられているのです。
とてもユニークで思わず笑ってしまいます。
折り紙は毎月、新刊が出るほど固定のファンがいて、コンスタントに売れるジャンルです。
しかし、この「おとなのおりがみ」は発売から2ヶ月で3万2000部を超える売り上げとなり、予想外の売れ行きに関係者も驚いているそうです。
それ以外にも折り方次第でいろんな顔が出来上がるファニーフェイスカードや、折っていくうちに扇子になったり、おかめになったり、完成までに3度姿を変える福助など、5枚入りで315円という、ほかの折り紙に比べると高い「グラフィック折り紙」が人気になっています。
昔からある折り紙を若い人たちに注目させ、売上げを上げるには既成概念を破った「ユーモア」と「おしゃれ感」が重要なんだな〜と感じます。
今回の場合は、お札を折ってしまうという、思慮分別のある大人であれば、まずはやらないことを行い、それにユーモアたっぷりのタイトルをつけたということ。
もうひとつは、折り紙をアートだ!と感じられるように絵柄をデザインしたこと。
こうしたことで今、折り紙は話題になっています。
昔あったモノで、今はあまり話題にはならない。
でも固定的なファンがいるモノ。
それを「えっ!何、これ?」と、思わず噴出させてしまうユーモアで注目させると、それは再びブームになる可能性がとても高いのです。
思わず折り紙を買い、久しぶりに折って楽しさを実感している私は、大ブレイクはないまでも静かなブームになるような予感がしています。
(有)トレンドナビ 清水 惠子