雑貨のお店として有名な「KIDDYLAND(キディランド)」が、今年の3月にオープンした大型ショッピングセンター「アリオ亀有」(東京都葛飾区)の中に新業態のお店を出店しました。
それはショッピングセンターには欠かせない書店と雑貨を組み合わせたお店「BOOKS
KIDDYLAND(ブックス
キディランド)」です。
本と雑貨の組み合わせといえば、誰もがヴィレッジバンガードを思い出します。
しかし、ヴィレッジバンガードの客層が10代〜20代と若いのに対して、ブックス
キディランドは子供から大人まで幅広く、中高年の男性にまでダーゲットを広げている点が大きな違いです。
ターゲットが幅広くなったといわれても、本+雑貨=ヴィレッジバンガードというイメージのまま、さっそく足を運んでみました。
料理本の横には鍋やキッチングッズ、さまざまな茶葉などが本よりも広いスペースに置いてあったり、漫画・アニメコーナーには仮面ライダーの変身ベルトやウルトラマンのフィギュアが置いてあったり、「チャーリーとチョコレート工場」本の横にはウォンカ
チョコレートが置いてあったり、とても楽しませてくれます。
が、そんなことより一番驚いたのは店内の照明です。
本屋といえば本が読みやすいように、かなり明るい照明になっていますが、ここでは入り口に立つと「ちょっと暗いのでは?」と感じるほどなのです。
中に入ってしまえば、とても落ち着く雰囲気のダウンライトが多く使われており、本が読みにくいということはまったくありません。
本棚も木製のダークブラウンで、歴史ある洋館の書斎という感じがしてとても高級感にあふれています。
どんなに高級感にあふれていても、子供が走り回り大声を上げていては雰囲気は台無しになってしまうので、ここでは子供向け売り場をキッズ&マムコーナーとして独立させ、高いパーテーションで声をもれにくくしています。
通路に置かれているオブジェも歴史ある洋館に置かれているような胸像や室内噴水などで、これで幽霊でもでればまるでディズニーランドのアトラクションだな〜、と感じるほどです。
ここならショッピングセンターに家族連れできて、一番時間をもてあますお父さんがゆっくりと楽しく時間を過ごすことができると思います。
ただ、雑貨を買う、本を買う、となるとどうだろうか。
ゆっくり落ち着ける場所ではあるが、心奪われ思わず買いたくなる、ということがない。
しかしそれはヴィレッジバンガードにはあるのです。
ヴィレッジバンガードのように客層を絞らないだけに難しいところはあると思いますが、本屋の常識を打ち破った高級感あふれるブックスキディランドがこれからどのようにお客様の心を“グッ”とつかんで楽しませてくれるか、とても楽しみです。
また、この進化のさせ方はさまざまなお店の収益アップのヒントになるのではないでしょうか。
とにかくブックス キディランドの動きは要チェック!です。
【ブックス キディランド亀有店】
東京都葛飾区亀有3-49-3 アリオ亀有アリオモール1F
03-3601-7201
営業時間:10時〜21時 不定休
売り場面積:約1200u
【アリオ亀有】
JR常磐線 亀有駅から徒歩5分
イトーヨーカ堂が開発・運営するSC「アリオ」の4号店
店舗面積:4万2千u
専門店数:122店
(有)トレンドナビ 清水 惠子