岐
岐阜・西濃地域では2004年以降、『ロックシティ大垣』(大垣市)や『PLANT-6瑞穂店』(瑞穂市)、『モレラ岐阜』(本巣市)などが相次いで開業。
さらに今月11日、アピタ北方店のすぐ北側に『スーパー三心 北方店』がオープンし、
「出店過剰の度合いは面積で33%、人口規模で33万人に達する。」
「若者がショッピングセンターに行くのは2週間に1回程度。出店によって商圏内のパイが増えるわけではない。」
と共立総合研究所・客員研究員の中野氏は述べています。 (2006.5.31中日新聞)
パイは増えないけど出店が増えたのだから、私たち消費者にとっては自分に合う店を選ぶことができて満足しているか!!
というと、実はそうでもない。
大型ショッピングセンターというのは、幅広い年齢層を取り込むことに主眼を置いて店作りをしているから、誰にでも合うけど、実は・・・誰にも合っていない、ということになっているんですね。
私たち消費者が求めているものは、私にぴ〜ったり合ったショッピングセン
ターなのです。
が、そんなことは分かっているが、それが難しいんじゃないか!ということなんですよね。
でも、商圏を半径2キロに設定し、地域の特性を見極め、想定顧客を絞り込んだ店作りをするという新しい試みをしたのが、東京都立川市にできた『若葉ケヤキモール』です。
このモールは高島屋の物流センター跡地に約14億円かけて開発されたもので、敷地面積は約1万平方メートル。
マルエツが運営する新業態スーパー「リンコス」を核テナントに、ドラッグストアや輸入食品店など23の専門店が入っています。
場所は、けやき台団地に隣接しているのですがその公団住宅は古く、いまは高齢化が進む一方で、団地内の商店街は当然さびれきっているというところです。
で、実際に足を運んでみると駐車場も約300台収容できるけど、とにかく自転車置き場がすばらしい!。
なんたって半径2キロの50代、60代狙いなのだから自転車客大歓迎!なのです。タイヤ留めがあり、風が直接当たらないようになっているので自転車が倒れてしまうことも、秩序なく置かれることもありません。
私がでかけたのは金曜日のお昼頃だったのですが、来ている人は50代〜60代の女性同士、おじいちゃん・おばあちゃんと娘さんと孫、というグループが中心でした。
だからでしょうか、小さなモールなんですが食べ物関係はかなり充実しています。
行列のできるスティックケーキの店、都心でも人気の大理石の上で作るジェラートの店や世界中の食材が集まる店まであります。
スーパーの「リンコス」はプライスは高くありませんが、デパ地下の要素を取
り入れ高級感やオシャレ感を出し、おもしろい演出もしています。
なんと入り口で焼きイモを売っているのです。
ついつい、においで引き寄せられてしまうんです。
入り口を入ると、おじさんが「気持ちのいい日ですね〜」「いや〜、奥さん今日もきれいですね〜」なんて声をかけながらカゴをカートに乗せてくれるサービスがあるので、ちょっと楽しい気分になってサイフの紐も少々ゆるんでしまうのです。
この『若葉ケヤキモール』はまだ日本には数少ないですが、アメリカでは「ライフスタイルセンター」として定着している業態です。
私の暮らしを提案してくれるライフスタイル型のモールこそ消費者は望んでおり、これが沈んでいる地域の活性化のヒントになるのではないでしょうか。
是非一足を運んでみてください。
【若葉ケヤキモール】情報
(有)トレンドナビ 清水 惠子