2月14日はバレンタインデー。
2週間ほど前の1月下旬あたりからデパート、スーパー、コンビニ、ネット通販などでバレンタイン商戦を勝ち抜くために、さまざまな商品が投入され販売促進が行われていました。
振り返るとバレンタインデーは昭和33年に始まり、わずか5個、170円の売上げがスタートでした。
それから47年後の昨年、2005年度は530億円を売上げるま
でに規模が拡大しました。
“女性から男性への愛の告白”からスタートしたバレンタインデーですが、最近では「義理チョコ」や、仲がいい同性の友達にプレゼントする「友チョコ」、自分へのご褒美「マイチョコ」なんていう消費がされるようになってきました。
「義理チョコ」は従来、「本命」以外の男性にばらまくモノでしたが、今では日ごろお世話になった人へ「感謝チョコ」として、ばらまくのではなく相手を絞り込んで、男性女性関係なく贈るようになりました。
バレンタインデーは、もはや女性が男性にチョコレートを贈る日ではなくなり、女性たちの「チョコレート フェスティバル」に意識が変化してしまったようです。
そこで注目されているのが「マイチョコ」市場です。スイーツ好きな女性たちが、この時期にしか買えないチョコを見逃すはずはありませんし、なんせ自分へのご褒美用のチョコですから値段は関係ないのです。
ベルギーチョコレートの「デルレイ」は1粒430円もするのですが、1人で10粒から15粒と買って行きます。
新宿・伊勢丹では世界各地から有名なチョコレートパティシエを呼び、日本初のチョコレートを販売しました。
その中のひとつ、ブルゴーニュ産のフルーツを使った「ファブリス・ジロット」8粒入り3150円は、あっ!という間に完売してしまうほどの人気でした。
「マイチョコ」は、3000円から5000円、7000円、1万円と平気でサイフの紐をゆるめ、女性たちは貪欲に消費しています。このように、バレンタインデーからチョコレート フェスティバルという傾向はますます強くなるでしょう。
この変化を知った上で、バレンタインデー企画を仕掛ければ、まだまだ消費は拡大すると思います。
たとえば、今年は海外の未入荷ブランドが人気でしたが、来年はセレクトショップのような人気バイヤーが集めてきた世界各地のブランドチョコの詰め合わせというものが人気になるかもしれません。
その次にはチョコだけではなく、チョコを美味しく味わうための紅茶やワインなどの組み合わせも出てくるかもしれません。
また、甘いモノ好きでブランドに詳しくトレンド志向の男性も増えてきているので「男性のマイチョコ」なんていうのも登場してくるかもしれませんね。
そうなれば、
「チョコゼロも 想定内と カラ元気」(バレンタイン川柳)
という、せつない気分になることもなく、みんなで美味しいチョコレートで盛り上がる、ますます楽しい祭典になるでしょう。
(参考:バレンタイン川柳 http://www.info-ginza.com/mary
)