NPO法人起業家支援ネットは、融資、事業計画、助成金、IT活用、会社設立、経理などの経営 に関する全てをサポートします。
HOME問合せメンバー登録サイトマップ

ともだちネットワークをつくろう! 

HOME >> 【流行りもの】キャッチ!! >> 異例の快進撃!「Good Luck」

 『 異例の快進撃!「Good Luck」  』


64歳のマックスはある日、公園で幼なじみのジムと再会する。ジムは父から工場を引き継いだがうまくいかず破産していた。「運がなかった」と嘆くジムにマックスは「運と幸運は違う」と諭す。そして祖父から聞き「運と幸運の違い」を知るきっかけとなったという「お話」をし始めた。

 

「お話」の舞台は魔術師マーリンが統率する王国。マーリンは騎士たちを集め幸運を運ぶ「魔法のクローバー」を探すよう促す。だが、そのクローバーは広大な「魅惑の森」にある。多くの騎士はあきらめて去り、残った騎士は2人、シドとノットだけだった・・・・・。

 

こうしてクローバーを探す2人の旅が始まり、話の途中で教訓がちりばめられる。例えば「幸運をつかむためには、自ら下ごしらえをする必要がある」といったような。

 

シドは日々努力を重ねるが、ノットはこともあろうに最初のマーリンの言葉を疑い、結局、クローバーを手に入れることはできない。「下ごしらえ=努力」をした者にこそ幸運の女神は微笑む、というわけです。

 

なんだかぁ〜、教訓がベタすぎて素直にうなずけない。だって、シドは与えられた環境で踊っただけで、ノットは既成の枠組みを疑う力があった、ととることができるんじゃないかなぁ〜。な〜んて突っ込みを入れたくなるのは、ひねくれ読者だからかなぁ?そんな読者には「幸運は手に入りません」というのが「Good Luck」の結論なんだろうけど・・・。

 

この本は6月22日の発売から1ヶ月で、なんと45万部突破。まだまだ売れており、百万部は目指せる!大ベストセラー。

 

でも、なんで無名の著者の作品で内容がベタなのにこれほどのベストセラーとなったのかなぁ?疑問に思う。

 

そこにはポプラ社の計算された販促策があったのです。まずは「書店発のベストセラーを作りたい」と書店の意識を高め、書店員や一般読者3百人にモニターになってもらい、試作版を配り感想を聞き、吸い上げた意見はすぐに制作に反映させた。

 

なるほど・・・。表紙がリバーシブルになっているのも含めて細かい工夫が光っている。まさに「幸運の下ごしらえ」をした結果のベストセラーってこと。

 

 

マーケティングの大切さを知りながら、それでも商品(内容)だけに焦点を当て、売上げを上げようとしてしまうことって、まだまだ多い。でもほんとうは、「どのように売っていくか」緻密に計算された販促がヒットを生み出すにはとても大切である。ということを「Good Luck」は教えてくれるそんな教訓本なんだと思う。

 

このページのTOPへ∴